むち打ち症の経過

◆むち打ち症とは、交通事故、とくに追突事故により首が過屈曲・過伸展することにより

 症状が出ます。

 症状の発現時期は数字的には、約1/3が受傷直後に、1/3は6時間以内に、

 残りは2〜3日以内に症状が現れます。そしてこの症状は以下のような経過をたどって

 治癒に至る場合が一般的です。 

 

(1)急性期

 受傷後3週間から1カ月ほどです。頸部の痛みや腫れや熱っぽさなどがあり、

 まためまいや耳鳴りなどの自律神経症状なども生じます。この時期だけで

 治癒に至る場合もあります。

 

(2)亜急性期

 受傷後1カ月から3カ月ほどです。瘢痕化した組織が正常化していく時期です。

 一般的には運動痛や自律神経症状が次第に軽減していきます。この時期に

 治癒する場合はかなりあります。

 

(3)慢性期

 受傷後3カ月以降です。なかなか症状が改善されず、気分的にも大変になってくる

 時期です。慢性化の原因はいろいろあり、それを取り除いていかないと長期化して

 しまうことがあります。身体的な原因による場合ついては後ほどの項で述べますが、

 交通事故の被害者の場合には、損害賠償に関して「賠償諸問題の相手方や保険会社

 に対する不安・不満」などの、心因的なものが原因になることもかなりあります。

  信頼できる相談先に相談することによりこれを軽減することも大切です。

 

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