紛争処理機構とは

紛争処理機構とは

 

自賠責の調査事務所による後遺障害等級認定の判断に異議ある場合は

既述のように異議申請をしますが、

これを繰り返しても結果が思わしくない場合や、自賠責調査事務所の

判断理由に納得でいない、あるいは疑義があるような場合は、

「紛争処理機構」 (紛争処理センターとは全く別の機関です)の判断を仰ぐことができます

 

これは自賠責の調査事務所の判断に納得いかない場合に

最終判断を仰ぐことができる、自賠責の調査事務所とは全く別の

独立した機関であり、東京と大阪にあります。

この機構は、

1回の事故につき、被害者ごとに1回限り、使うことができます。

当事務所でも、自賠責の調査事務所の判断理由に納得がいかない

場合には紛争処理機構に最終判断を申請する場合が多く

その結果、自賠責の最終判断が変わって、申請通りに後遺障害等級が

認定になったケースかなりあります。

 

これまでに異議申請をしてきたけれど納得のいく後遺障害が

認定されなかった方で、その結果に納得されていない方は

ぜひ一度ご当事務所に相談されることをお勧めします。

紛争処理機構による認定事例

◆紛争処理機構による後遺障害認定事例

 

 

Aさん(東京都・41歳・男性)の場合

頸椎捻挫・腰椎捻挫で約8カ月通院後、後遺障害が残存したため、任意保険会社

に後遺障害診断書を提出。事前認定の結果「画像上の骨折や外傷性の異常所見は

認められず、診断書からも自覚症状の裏付けとなる客観的な医学的所見が乏しい」

ということで自賠責の後遺障害は非該当と判断されました。

しかし、被害者としては症状が残存して日常業務にも支障あり納得できないということで

相談に来られました。

当事務所で、医師に認定のためのポイントを記載した意見書を作成してもらい、

日常業務に影響のある現状を訴えた異議申請手続きを行いましたが結果は変わらず、

再度後遺障害は非該当でした。

当事務所では、その非該当の理由が、異議申請した理由と噛み合っていないことから

これ以上異議申請を繰り返すのではなく、紛争処理機構(自賠責調査事務所の判断に

異議ある場合の審査機関)に不服の申し立てを行いました

その結果、申し立てが認められて14級9号が認定になりました。

 

Bさん(千葉県・55歳・女性)の場合

頸椎症・外傷性頸部症候群で約2年半通院後、後遺障害が残存したため、任意保険会社

に後遺障害診断書を提出。事前認定の結果は後遺障害は非該当となり、その後数回にわたって

新たな資料を付して異議申請を行うも結果は非該当のままで、その理由は「画像上症状を裏付ける

外傷性の明らかな異常所見は認められず、後遺障害診断書からも神経学的異常所見の記載は

認められないものであり、治療経過や症状経過等を踏まえれば、本件事故との相当因果関係を有し、

かつ、将来においても回復困難と見込まれる身体的な、毀損状態にあったとは捉え難いものであり

後遺障害には該当しない」自覚症状の裏付けとなる客観的な医学的所見が乏しい」

というものでした。

しかし、被害者としては事故まではそのような症状はなく、現状は症状により痛みがあり、

日常生活にも支障があって納得できないということでしたので、理由として納得できない部分を

示して紛争処理機構の判断を仰ぐことになりました。

 

当事務所で、すべての画像をもとに医療判定を行い、

非該当の理由のなかで納得できない部分につき記載した書面を作製し

上記紛争処理機構に不服の申し立てを行いました

その結果、右頸部痛については「病状、経過等を勘案し、頸椎捻挫に起因する

神経症状として、施行令に規定する第14級9号に該当するものと判断する」

として申し立てが認められて14級9号が認定になりました。

 

Cさん(東京都・50歳・女性)の場合

頸椎捻挫・腰椎捻挫で約7カ月通院後、後遺障害が残存したため、後遺障害診断書を

提出。事前認定の結果「画像上外傷性の異常所見は認められず、医師証等には有意な

神経学的所見の記載が認められない」ということで自賠責の後遺障害は非該当と判断されました。

しかし、被害者としては症状が残存し業務にも支障あり、納得できないということで相談に来られました。

当事務所で、日常業務に影響のある現状を訴えた自認書を添付のうえ異議申請手続きを行いましたが

結果は変わらず、再度後遺障害は非該当でした。

当事務所では、その非該当の理由は症状が経年性のものということでしたが、断定できる

内容ではないとおもわれる部分があったため、 紛争処理機構に不服の申し立てを行いました

その結果、申し立てが認められて14級9号が認定になりました。

 

画像上に他覚的所見なく、また後遺障害異議申請が再度非該当になっても、ちゃんとした

理由があればなおのこと、あきらめずに粘り強く進めていけば、良い結果が待っていることも

あるということですね。

 

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