意識障害の程度の評価方法

◆高次脳機能障害による意識障害の程度の評価方法は以下の2方法がよく使われます。

1.JSC(ジャパン・コーマ・スケール)

 日本で考案されたもので医療機関や救急隊などで広く使われている分類方法です。

 この分類は、呼びかけや疼痛などの一定の刺激を与えて、それに対する反応を

 大まかに3分類し、それぞれをさらに3分類したものです。

以下がその分類です。

 JSC(ジャパン・コーマ・スケール)

 1.刺激なしで覚醒

●清明とは言えない

●見当識障害あり

●名前・生年月日言えず

 2.刺激すると覚醒

●呼びかけで容易に開眼

●疼痛刺激で開眼

●疼痛・呼びかけでやっと開眼

 3.刺激しても覚醒ぜず ●疼痛に対し払いのけ動作

●疼痛に少し手足を動かす

●疼痛に反応せず

 

2.GCS(グラスゴー・コーマ・スケール)

 国際的によく使われている分類です。

 この分類は、開眼や言語による応答の程度や運動機能の要素につき

 その程度により点数をつけた合計で評価しています。

GCS(グラスゴー・コーマ・スケール)

 開眼(E)

●自発的

●音刺激により

●痛み刺激により

●痛みでも開眼せず

 

 言語(V)

●見当識あり

●見当識なく錯乱

●不適当な言葉

●理解しえない音声

●なし 

 

 

 運動(M) ●命令に従う

●払いのける

●疼痛に対し逃避

●異常な屈曲

●疼痛で伸展

●なし

 

 

 

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